浦和レッズVS ASミラン 最初の一歩

浦和レッズ VS ASミラン 最初の一歩
昨日、CWCの準決勝、浦和レッズVSASミランをTV観戦。
まず、CWCって何それ? という方のために少し説明しておきますと、
CWC=Club World Cup
以前は、トヨタカップとして、南米王者と欧州王者が事実上の世界一を決める大会だったのですが、最近、各大陸の一位が競う 文字通りのクラブワールドカップになったものです。
国の代表チームによる世界一決定戦が ワールドカップで、クラブ単位での世界一決定戦がこのCWCということです。
。。で、浦和レッズは 今年ACL(アジアチャンピオンリーグ)で優勝してアジア王者として欧州王者のミランと対戦したわけです。
ここで、この試合の意義について少し言及すると、
これまでのサッカーの歴史の中で、FIFA(国際サッカー連盟)公式戦で日本のクラブチームが欧州クラブチームと対戦することがなかったという事実があり、この試合が世界との最初の戦いになるということ、これが一番大きな意義だと思います。
欧州のトップクラブチームは、EU圏内の選手は自国籍と同じ扱いとなるため、欧州中の良い選手を集め、外国人枠は南米、アフリカの超一流を一本釣りし、もしかしたら国の代表より強いかも知れないと言われるチームがたくさんあります。 ACミランもそのうちのひとつで、そういったミラクルチームが複数参戦する欧州CL(チャンピオンリーグ)を勝ち抜いた恐ろしいまでに強いチームなのです(今年のセリエAでの成績は現在10位と低迷中ですが。。。)
一方の浦和レッズは、Jリーグが出来てまだ10数年という世界サッカーの歴史から考えると新興国の世界的にはほとんど知られていないチームということになります。
まぁ野球で言えば、V9時代(王・長島がいた頃)の読売巨人軍に社会人優勝チームが挑むようなものかも知れません。
両チームスタメンの年俸総額でみると、浦和が7億500万円、対するACミランは68億450万円だそうで、これはもぅ大人と子供の差といってもよいでしょう。
しかし、これまでは、挑戦権さえも獲得できなかったわけで、歴史も実力もビジネス規模も大人と子供の関係ながら、ガチの真剣勝負で戦えるということがまさに「画期的なこと」なんだと思います。 いままでは、Jリーグという世界の末端で細々とサッカーをやっていたにすぎなかったのが、世界レベルのサッカーチームの一員としてようやくスタートラインに立ったということになります。
試合は1:0でミランが順当に試合を支配して勝ちました。 試合内容については色々な意見があるようですが、私は、結果はあまり重要ではないと考えていました。 0:5 の惨敗でも、1:0の奇跡的ジャイアントキリングでも、最初の一歩には変わりありません。 浦和レッズは自らこじ開けた扉の向こうの新しい世界に一歩踏み込んでいきました。
長生きして、30年後日本のチームがCWCで初優勝したとき、初めて浦和レッズがCWCに出場したときの話を、Jrユースサッカー選手の「ひ孫」に、得意げに話す爺になっていたいものです。

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コメント

  1. シュー☆ より:

    観戦して来た方の話だと何から何までが違っていたようです。スピードも強さも・・。生だとミランの選手の統一された動きがすごくレッズの選手は止まっているかのように見えたそうです。でも応援は世界でもトップレベルの統一された闘志を感じさせる応援で、イタリアの方達もビックリしていたそうです。
    まぁともあれここからですよね。初めてなわけなのですからこれから大会ごとに差が縮まっていくと思います。いつの日か対等に決勝を戦える日が来ると期待しましょう。