アレクサンダー ガヴリリュク

アレクサンダーガヴリリュク、そう、カブちゃんっすよ!
2009年6月24日(水)守山市民ホール 小ホール
定時で会社から帰ってきてすぐにクルマで守山市民ホールへ。 20分で到着。 田舎はいいなぁと思う瞬間。 しかし、ガブリリュクが来日すると必ず守山市民ホールでリサイタルをやるのは何故なんだろう?? なにせ滋賀県の片田舎である、なにせ地方の小ホールである、しかも満員になってないし。。。
そんなことを思いながら会場へ。
「小ホール(集会室)」と書いてある。 えっ?集会室??  嫌な予感。。。。
会場は、高校の講堂のような風情のところで、舞台があって、その前に平らなスペースがあって、そこから200席ぐらいの観客席があるという感じで、平らなスペースにはイス(さすがにパイプ椅子ではありませんでした)が並べられていました。 壁や天井も音響を考慮して作られた気配がありません。 まぁ「かなり立派な集会室」という表現がしっくりくる感じの場所でした。 
座席は即席に並べられたものも含めて恐らく500程度でしたが、客の入りは6割といったところ。 4?5年前に京都コンサートホール小ホールで聴いた時は満員だったので意外に思いましたが、現在のガヴリリュクに対する評価がわかり寂しい限り。
演目は、
一曲目、ベートーベンの悲愴。 最初の右手の下降フレーズでまさかのミスタッチ、ミスタッチというか指がすべっちゃいました? みたいな。 まぁ始まって20秒ぐらいですから、、、、、しかし、最前列のおいちゃん! そこまで大げさにズッコケなくても。。。。 その後もなんとなく気乗りしないような演奏で最後までいってしまいました。
二曲目、ショパン 軍隊ポロネーズ。 
これもなんとなく曲が進み、最後まで弾かなかったような!?!?!?  なにせ繰り返しの多い曲だから勘違いかも知れませんが。。。
第一部は、このあとショパンを2曲とストラヴィンスキーを1曲弾いて終了。 ストラヴィンスキーの頃になるとようやく気分がノってきたような感じがしましたが全体的に低調な出来。
第二部は、リストのメフィストワルツ、ラフマニノフ前奏曲5曲、最後にビゼー/ホロヴィッツのカルメン変奏曲。
第二部は良かった!! 特にラフマニノフがイイ!! というか、ガヴリリュクはラフマニノフだけ弾いていれば良いって感じかな。
アンコールがあって、モーツアルトのピアノソナタ(小学生がよく弾いているやつ)とモーツアルトのトルコ行進曲変奏曲byガヴリリュク。
トルコ行進曲変奏曲byガヴリリュク はいつもアンコールで弾いている超絶技巧の曲。 この曲でも聴衆は凄く沸いていました。
という感じでたっぷりとガヴリリュクトーンを堪能してきました。 まぁまぁ良かったのではないでしょうか。
でも、トルコ行進曲変奏曲byガヴリリュク などは、スゴイテクニックだなぁと感心はしても感動までは行かないような、どうしても見世物的な香りがする曲ですし、ラフマニノフで聴かせてくれる素敵なトーンが出せるのだから、もうそろそろ超絶技巧派からはオサラバしたほうが良いのではないかなと思いました。 ここらへんが、最近のガヴリリュクに対する評価につながっているのではないかと感じました。
なにはともあれ、ちょっと媚びたような、大道芸人風の芸風が確立されつつあるのが良いことなのかどうか。。。ですが、私としては大道芸人大歓迎! 特にラフマニノフをあんな風に弾いてしまう人大好きなのでこのままの芸風で突き進んで欲しいですね。 大道芸人風と言えば、あのアレクサンダーブライロフスキーのラフマニノフピアノ協奏曲2番の名演を思い出します。あの演奏も世間ではサンザンの評価だったらしいですが、好きだったなぁ(遠い目)。

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