今年のクマ騒動に思う

今年は猛暑の影響でどんぐり等の山の木の実が凶作となり、食べ物を求めてクマが人里まで降りてきていろんな騒動を引き起こしています。
大抵の場合、熊は射殺されているようです。でも、よくよく資料を眺めていると、毎年数多くの熊が射殺されていますね。多い年は4千頭を超えています。 →(熊の捕殺数)
素人考えですが、これは日本の山の荒廃が原因なんでしょうね。 「里山 荒廃」でgoogleで検索するとそれに関連する無数のサイトがヒットします。 新幹線から遠目で見る日本の風景は、緑がたっぷりの山々が延々と連なっています。 日本もまだまだ捨てたものではないなぁといつも思っているのですが、実際には、目に見えないところで山の荒廃が進んでいるらしいのです。
今年のクマの問題も、猛暑だけが原因なのではなくて、山が衰退しつつある過程で発生していることと認識したほうが良いかも知れません。恐らく、次の段階ではもっと人間に身近な問題が、もっと深刻な状態で顕在化するのではないかと心配しています。
山の問題があまりにも大きいので、思考停止に陥ってしまいそうですが、今年のクマさんの食料問題もまた身近で大きな問題です。
クマが食料を求めて人里に下りてきているということは、クマより小さいリスやうさぎなどの小動物にも食料がいきわたっていないことであり、山の中は今大変なことになっているんだと思います。
そうした中、クマを守る=森の生命を守る=森を守る活動をしている団体があります。
日本熊森協会です。 なかなか読み応えのあるwebサイトです。 熊森見解というページに活動の主旨が書いてあります。 この記事などは示唆に富んだ内容ですね。
兵庫県の団体ですが、全国で活動を展開されています。 顧問の方々の名前を見る限りは政治的、宗教的背景はなそさうです。街中のドングリを拾い集めて日本熊森協会に送ってそれを山に届けるというささやかな活動も行っているようです。 全体でおきている問題から考えると無力に近い活動ですが、こういう問題に対してはこういう活動も大切なんですよね。
水源のある奥山を守るために山を買い取る寄付が一億円を超えていますね。スゴイ! 日本も捨てたもんじゃないなと思いました。
クマさんが一頭でも多くおなか一杯で冬眠に入れますように!
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2015/5/19追記

クマモリさんは、別の意味でついていけなくて退会していますが、山の荒廃論については今でもそう思っています。なかなか実践できないところが自分の駄目なところです。

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