中村紘子 ショパンピアノ協奏曲第一番、ベートーベン交響曲第5番 /ワルシャワ国立フィルハーモニー

2012年2月18日(土) ザ・シンフォニーホール 15:00-

[指揮]アントニ・ヴィット
[ピアノ]中村紘子
[管弦楽]ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団

プログラム モニューシコ:歌劇「パリア」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番
ベートーヴェン:交響曲 第5番「運命」

久々にクラッシック音楽鑑賞です。昨年9月の清水和音のラフマニノフ以来です(^^)/

前日から微熱,咳、鼻水という風邪の症状が出て危ぶまれましたが、もしもの時のため麻薬系咳止めを用意して万全の体制でいつものように妻と次男と3人で大阪へ!

今回のお目当ては、なんといってもショパンの母国ホーランドのオケと第七回ショパンコンクール4位のショパン弾き中村紘子さんのマッチアップ?によるピアノ協奏曲です。 

会場には50歳以上のジジババ(私も含めて)が大半を占めていて、皆さん、やはり中村紘子さんを聴きにこられたんでしょうか。

一曲目の歌劇「パリア」序曲は、ふーーんなかなか良い曲だね~ って感じ。

そして、中村紘子さん登場です。 70歳を数年後に控えたおばあちゃんとは思えないほどのオーラとチャーミングさは一体なんなんでしょうね。 とても素敵なおばぁちゃんです♪

曲の方は、残念ながら私にとってはイマイチな感じでした。どちらかというと、中村紘子さんの動きとかオケの人たちの表情などが面白かったです。 やはり衰えは隠せないみたいな感じがしました。途中からは結構ヒヤヒヤしながら聴かせていただきました。 ただ、歌わせ方が中村紘子さんのお人柄そのものでとてもチャーミングな感じがして幸せな気分になれましたね。 まぁ、私がいつも聴いているのが、若い頃のアシュケナージ、ポリーニ、アラウの演奏ですから比較するのがちょっと酷なんですけど。。。。

指揮者とオケは、中村紘子さんの演奏にぴたっと寄り添うような感じでとても良かったです。中村紘子さんが若い頃からお付き合いのあるオケだそうで、団員の皆さんも、ヒロコーイイゾー!みたいな。 でも一人だけ、仏頂面でコワイ顔をしていたのがオーボエのおばさんでした。 彼女は第二楽章の出番が無い部分では楽器を放りり出して腕組んでましたからねw 演奏が終わったあとのカーテンコール?の時も一人だけほとんど拍手しなかったですし(よくそこまでチェックしていると我ながら思いますが。。。)

まぁ全体的には、中村紘子さんよく頑張りました(^o^)丿(偉そうに言うのをどうかお許しください) 年齢的にピアノコンチェルトを弾かれる中村紘子さんを見ることは(特に大阪では)そうそう無いのではないかと思いますし今回ポーランドのオケをバックにショパンの1番が聴けたのは本当に良かったと思います。

チャーミングな中村紘子さん、中村紘子先生! いつまでも素敵なピアニストでいてください!!!!

さて、次のベートーベン交響曲No.5ですが、この曲、あまりにも最初のダダダダーーーンが有名過ぎて聴くのが気恥ずかしい曲なんですが、実はこの曲大好きで、ほんまに名曲だと思っています。それで、どんな演奏を聴かせて頂けるのか密かに楽しみにしていました。

素晴らしいを百回唱えても足りないくらい素敵な演奏でした。圧倒するような気迫は無いのですが、とても繊細に、とても綺麗にアンサンブルを響かせてくれました。みんな巧いわぁ!! あの仏頂面のオーボエの彼女のソロ(第一楽章)も鳥肌モノの凄さで、あのソロを聴いたら仏頂面なんて気にしない気にしない!! 久々に聴く運命でしたが、この曲だけでも今回大阪まで足を運んだ甲斐があったというものです。

指揮者のアントニ・ヴィットさん、私は知らなかったですが素晴らしい指揮者だと思います。 CD探してみようと思います。

アンコールは3曲
ブラームス ハンガリア舞曲5番
プロコフィエフ古典交響曲第三楽章
ルトスワフスキー小組曲より ポルカ

帰りにJR西日本の地震警報誤作動による全線停止の影響で福島駅で20分、大阪駅で20分、それぞれ寒空の下で震えながら電車を待ちました。20分もかかるのが最初からわかっていたら風のあたらない場所に避難しておくのですが、最初は3分遅延→3分経過後5分遅延。。。 この調子でまるでゆで蛙ですww

まぁそれでも無事帰ることができて、幸い風邪も良くなりつつあります。 これも良い音楽を聴いたからかな?

今回の演奏会の感想を短くまとめると、

「素敵な紘子おばちゃまのチャーミングなショパンと仏頂面のオーボエおばさまの圧倒的ソロで風邪が治りました!」

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