吉田篤弘/圏外へ

圏外へ

吉田篤弘/圏外へ

全585ページ、読み終えました!! 長かった〜!! 約ひと月。 本のボロボロさ加減がその長さを表しています。

長かった と書くと、面白くもないのに我慢して読んでいたというような印象を持たれる方もいらっしゃるかも知れませんが、そうではなくて、とても面白いのですが、読むのに時間がかかったということなのです。

普通は、面白い小説だと一気呵成に読み切ってしまいますが、「圏外へ」は何故か一気にには読み進めなかったのです。 往復2Hの通勤電車で読むことが多かったということもありますが、この小説が持つ独特の構成が一気に読み込めない雰囲気を作っていたのではないかと今更ながら思います。

 とにかく、人に内容を伝えにくい小説のNo.1なのではないでしょうか。小説家が自分の書いた小説の中に入り込んでいってしまい、、、という内容なのですが、最後には、現実とは何なのかということを突きつけられる、、そんな感じです。 それと、言葉についてとても軽妙且つ深々と描いていらっしゃって、言葉って面白いんだということを再認識させてくれました。

 歌詞をうまく表現できなくて次のステージにいけない私にとって、とても意味のある小説をある意味ベストタイミングで読ませて頂いたという感じです。

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