単純な循環コードの曲をどう思いますか? と質問されたら、今までだったら、
「セッションの時はラクでいいけど、真剣に聴くのはねぇ」
などと、偉そうに言っていたはずです。 HipHopなどによく使われている C→Am→F→G みたいなパターンは ちょっとなぁぁぁ(どうでもいいけど曲をもう少し考えてみたら?) みたいな気がしていたからです。
「循環」という言葉の定義も 結構曖昧な感じで、
ブルースなんかも 循環と言えば循環だと思いますが、私は「Aメロと同じコードしかない曲」を循環と称しています。
循環の代表的な曲といえば、私がすぐに思い浮かべるのは、セッションで何度もやったBob Dylanの Knockin’ on Heaven’s Door ですが、最近、Bob Marleyの No Woman No Cry をじっくり聴き返す機会があって、循環に対する考えが少し変わりました。
やっぱり、循環にする必然があったから循環にしたのかな??? どういう必然かはわかりませんが、そんな気がしました。 こんな単純なコード、どこにでもあるようなメロディ、だけど No Woman No Cry は No Woman No Cryであって それ以外ではない というオリジナリティは いったいどこからくるのでしょうか。。。
いろいろとボーッと考えて とりあえず、
歌詞がある種の意味を持っていたら「循環」が似合う。 という結論となりました。
この仮説を証明するのは 後回しに ということで。。。。
ジュンカン 循環

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