28日に久々に瀬田にあるJazzBar YOKKOにいってきました。客が少なかったのでピアノも弾かせてもらいました。 1時間半ぐらい続けて弾いたのですが、腰の調子はまあまあといったところ。 以前なら15分で椅子からたてなくなるほどだったのでだいぶ改善されてきたなと実感しました。
Jimmy SmithのRoot Dowmにはいっている, For Everyone under the Sun と Bill EvansのWaltz for Debby のコード進行を中心に タラタラと弾いていました。 Waltz for Debbyの方は ようやくコード進行に慣れてきてなんとかスラスラと弾けるようになってきました。 次は Round Midnight が課題だな・・・・
基本的にスナックやBarで弾くのが好きです。 お客さんの会話とか店のいろいろな生活音の状態に合わせて弾く曲、コード、タッチなどを変えていくのが楽しいです。 会話がとぎれたり静かになったら、曲をつなぎ目なしに変更して、その場に合う(と勝手に判断した)曲を静かに奏でると店全体の雰囲気というか空気がその瞬間にサァーーという感じで変わっていくような気がします。 また、お客さんの会話がだんだんと大きくなってきたら、極力音数を少なくして音量もppにして、きれいなメロディラインだけを弾きます。そういうときは、お店の生活音(水で洗う音とか何かの機械を動かしている音とか)も出ていることが多いので、まぁお客さんには聴いてもらわなくてもいいや みたいな感じですね。
こういう風に、お店の雰囲気に合わせて弾くことを私は「スナック弾き」と勝手に名づけています。 「スナック弾き」は「お店そのものの魂」 や そこにいる全ての人の「気」との霊的な会話です。 うまく会話できるときもあるし、まったくダメダメの時もありますが、うまく出来たときは、弾いて良かった!!! という気持ちになれます。
予約せずにぶらっと行って弾かせてくれるYokkoのようなお店の存在は本当に有難いと思っています。
お客さん一人一人の生活感、今考えていること、これまでの人生等々 が凝縮されたJazzBarの空間の中でそれに触発されてピアノを弾くことが出来たら素晴らしいのになぁといつも思っていますが、なかなかその境地には達せられません。
京都の四条大宮にある 「ふらっ?とほーむ」 のような お客さんが演奏に参加するタイプのお店も楽しいですが、そうなると完全にセッションになってしまって それはまた別の世界なんですね。 セッションは、共演者の「気」との会話で、それはそれで大変刺激的で面白いのですが、逆に結構しんどかったりします。 やっぱり私のような素人プレーヤは どうしてもエエカッコシィ的なところが出てしまって ミエを切るようなプレーに走ってしまいがちなんです・・・ そうすると、ミエ合戦みたいになってしまって、なかなか「気」の競演というところまではいきません。 まぁ難しい分、そんな演奏が出来たときの喜びは大きいですけど・・・・ 私はまだ セッションで気の競演が出来るレベルには達していませんしね。
腰もだいぶ回復してきたし、あと3ケ月できちんと完治させて、来年はセッションも含めていろんなところで弾きたいなぁ♪
JazzBarでピアノを好き勝手に弾かせてもらう楽しさ

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