子供の心と老人と生と死と

この週末に珍しく文庫本を2冊読みました。

 湯本香樹実の小説、「夏の庭」と「ポプラの秋」です。 この作家さんは、子供の目線で老人との交流、そして死についての深いテーマを表現しているようです。 どちらも、素晴らしい作品でした。 「ポプラの秋」では電車の中でウルウルしてしまいました。
 ポプラの秋に出てくるお婆さんの「死んだ人に手紙を届ける役目」という設定がとても新鮮で且つ何故か懐かしい感じがしました。 こういう小説を読むと人夫々に色んな人生があるのだということを再認識させられます。 

ポプラの秋 (新潮文庫)
「あの世」への手紙、運んでやろうか。おばあさんの提案に、私は――。大人も子どもも涙する、傑作長編小説。
夏の庭―The Friends (新潮文庫)
この世界には隠れているもの、見えないものがいっぱいあるんだろう。 死への興味から、生ける屍のような老人を「観察」し始めた少年たち。いつしか双方の間に、深く不思議な交流が生まれるのだが……。 町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え、ぼくらの好...

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