ファッションについては、生まれてから50年間無頓着一筋で、何を着ても気にならず、まぁ何を着ていたというと、母親とか妻が買ってきたものをそのまま着るという感じでした。 ファッションにうるさい子供たちに対しては「そんなことにカネかけて?しょーもな!」というスタンスで接していましたねw
しかし、ナント! 51歳と半年たったある日、「やっぱり自分の外観をきんちと表現しないとアカンわ!」といきなり思い立ってしまったのです。
何故、そんなふうに思ったかということを書き始めるととても長くなりそうなのでポイントだけ箇条書きで書くと、
1) 音楽で自分を表現するにはやっぱりボーカルだぜ!! と突然歌に目覚める。
2) 音痴で声が細くて最悪なボーカリストからスタートしてとにかく自分の身体を楽器として訓練していくことにする。
3) いろいろとボーカルトレーニングを開始、同時にボーカルに関するいろんな本や文献を読み漁る。 ←今ココ
4) そのなかにあった言葉に深く感銘。
・ボーカリストは寝ても覚めてもボーカリストであるべき。
・たとえサラリーマンでも、「ボーカリストが昼間は別の仕事をしている」と考えるべし。
・ボーカリストとして常に自分の外観も含めて表現出来ているかをチェックすべし。
5) よく考えてみると、ボーカリストとしてのみならず、いろんな職業全てにおいてあてはまるのではないかと思った。
6) そう思うと、リーマンとして果たして適切な外観を維持出来ていたかと気になり、やっぱり全然ダメジャンという結論に。
7) ミュージシャンとしてもリーマンとしても外観は全然アカンかったので、とりあえず、改善の努力をしてみようと思った。
8) 8月に入ってから、着るもの、身に着けるものを自分で選んで揃えていくことにした。
まぁ、こういう経緯です。
自分で選ぶというのは、「自分を表現する」 からには自分で選ぶしかないやん! というノリでしたが、如何せん、半世紀に渡って自分で選ぶことを放棄していたツケは重く、何を選んで良いのかわからないし、エイヤ!で選んだらとても似合わないものだったりと、私のファッション修行は大変なことになっているんです。
たとえば、8月に買った白い長財布(今でも使ってマス!)ですが、これは通販で「コレヤ!!!」と運命の出会いを感じて即効で注文したものですが、着いてみると「アチャァァァ」みたいな感じ。 次男なんて、妻に向かって「これはオヤジが自分で決めたものだから絶対に笑ったりバカにしたりしたらダメだよ」と私が帰宅する前に忠告していたくらいです。妻と息子の生暖かい目線を感じながら荷物を開けて「うわぁ」となる。そんなことがこの一ヶ月繰り返されてきました。 息子の思いやりのある発言に「子育ては間違っていなかった」と再確認できたことは良かったのですが、いまだに「何をどうしたいのかわからない」という状態です。
それでも、とにかく「自分で選ぶ」ことを続けてみようと思っています。
そんなわけで、本日も行ってきました。 会社の先輩に連れられて、箕面の問屋さんへレッツゴー!!
買ったのはこの秋に着る用。
Louis Chavlon の長袖ポロシャツ
Black Label の長袖Tシャツ
Noble Product の長袖Tシャツ
QuasH のパーカー
因みにブランドはさっぱりわかりません。 私でも知ってるブランド(Poloとか)もあったのですが、とりあえず感性勝負で選んでみました。 めちゃ安かった。 この4点で8千円。
今回の選択は息子的には良かったみたい。ということは、若いということで、私に合うかどうかは謎(というか似合わないはず)ですが、自分で決めたかわいい奴だからちゃんと着ますよーーー♪ かくしてファッション修行は続くのです。
楽しそうでしょ!? しばらくはイタイおやじだな。。。。
因みに、白い財布はコレです。↓ 笑いたい奴は笑え!
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