Jazzはどうなっていくのだろう
先週の日曜日の「Vocalと音楽理論のレッスン」の合間に先生とJazzについて軽くおしゃべりしました。
先生によると、現在Jazzをやっているライブハウスでは、20代のPlayerの演奏を50代以上の爺さんが聴いている というのが日常的な風景になってきた、とのこと。
要は、爺さんしかJazzを聴かなくなったということ。
先生は、若い世代がJazzを聴かなくなったことに危機感を感じているご様子で、このままいくとJazzは音楽として終わってしまうのではないかと仰ってました。
ここで言及しているJazzとは、第二次大戦後に隆盛したモダンジャズのことです。 まぁ、50年以上経過しているのにモダンという形容詞が付いているわけですから面白いものです。 Jazzは、それ以降、フリージャズとして何がなんだか訳がわからないものやFusionやACIDなどのようにPops界に取り込まれていったものを除けば、いまだに1950年代ぐらいのものを勉強したり演奏しているような気がします。
そして、話しの続きとして、モダンJazzになる前のJazz、戦前に流行った ラグタイムやデキシーランドJazzに若者が食いついてくるらしいです。
若い人たちは、ラグタイムやデキシーなど聴いたことがないので新しい音楽として聴けるらしい♪ そしてとても素敵な音楽に聞こえるらしい♪
その話しを聞いて、ふと思ったのは、今の世の中が、大正時代のような雰囲気になってきているのかも知れないということ。
大正時代を研究している訳でもなく大正時代を論じるのはおかしな話ですが、要は、大きな戦争が起きる前のザワザワした感じという感覚かな。
先が混沌として見えないし、社会の矛盾も至るところで明るみになっていて、もうやってらんねーヨ!! という気分の時に小難しいモダンジャズなんて聴く気になれないというのはなんとなくわかるような気がします。 やっぱりそういう時は 無条件に踊りたくなる とか 楽しくなる というような音楽じゃないとね。
大正時代がそんな時代だったかどうかは正直自信がないのですが、現状の日本に当て嵌めるとそんな感じではないだろうか。
まぁ日本がそんな状況にありながら、いまだにモダンジャズに聴き入っていられる我々50代以降ってなんなんだろうねw 自分自身でも なんとかしないとアカンと思います。
ピン芸人のシンガーソングライターを目指す身としては、やはり今後の動向も気になります。
JPOPもそんな風に変わっていくのだろうか。。。。。ちょっくらラグタイムをベースに曲を作ってみるかな。
今後のトレンドは「小難しいのはダメ! 粋に楽しくなくちゃ!♪ ついでにダンサブルにお願いね! 」ですか?
案外、ダンスホールが林立して、老若男女が夜な夜なラグタイムの生演奏をバックに踊りまくる なんていうのが近い将来トレンドになるかも。
よし! スコットジョップリンをとりあえず練習だ!!!! ラグタイムがブームになったらピアニストの一人勝ちだよな? などと妄想は拡がるばかり。。。。。
脳内妄想のラグタイムブーム

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