Black Swan

Black Swan

今日は妻と二人で「Black Swan」映画鑑賞。

この映画、とても面白かったです。 でも、心理描写がスゴイ!という前評判でしたが、セリフで説明しすぎているような気がしました。 もっとわかりにくい演出の方が良かったです。

あと、ラストシーンですが、wikiには「死を暗示」と書いてありますが、私は「死」というよりも「新しい世界の幕開け」と捉えました。 

 幼少の頃から母親からの過大な期待と、自分が生まれてきたことで母親の夢を絶ってしまったという自責の念で、心理的に臆病者になってしまった主人公が、自分の分身を殺すことで精神の解放が得られた。 という内容からすると 分身=生身の自分であったのだから「死」ということになるのかも知れませんが、あれは生死をかけたギリギリの自分との闘いであり、あの傷と出血の状況から「生きている」という感じがしました。 あくまで感じですけどね。 でも、世界的に有名なバレエ団のプリマドンナに抜擢されるような人は、みんな、こんな感じの狂気と紙一重の体験の一つや二つは持っているのではないかなと思います。 
 
 映画の主題とは離れますが、超一流の芸事師はやはり天才かキチガイなのだということを再認識しました。
そのような精神状態にならないとナニかが出てこないのかも知れませんね。

久々に精神世界を描いた映画を観ましたがやっぱり面白いですね。

 娯楽大作も良いけど、こっちの方が趣味やなぁ。 でもやっぱり「説明しすぎ」(^o^)丿 とか偉そうなことを言っていますが、一回観ただけじゃよくわかっていなかったりすることが多々あるんですよね。

メッセージ

タイトルとURLをコピーしました