どんな自然農法をやりたいのかについて

今年3月に畑を始めた頃は、サラダ農法をバイブルにしようかと思っていましたが、この夏野菜には準備が間に合わなかったので とりあえず、ほったらかし自然農法 で様子を見ることにしていました。

この4ケ月の間に、ほぼ毎日30分は畑の様子を見てきて思ったことがあります。

サラダ農法は純然たる自然農法ではなく、化学肥料や有機肥料を用いないというだけで、かなり人工的にいろいろなことをやらないと巧くいかない方法だと思うようになってきました。 サラダ農法は、農業を生業として行うという前提で考えられていて、畑に木材チップとかを撒いて無理やり微生物を増やす等という特殊作業が必須となります。

サラダ農法が完璧に行える状態になると「ミミズ」がいなくなる との記述がサラダ農法のサイトにありますが、これこそ人工的であるという証左でしょう。 森林にはミミズなどいないという記述もありますが、幼い頃、雑木林ででっかいミミズをたびたび目撃したことを思い出すとミミズというごく一般的な土壌生物がいなくなってしまうというのはどう考えても「自然」ではありません。 サラダ農法は化学肥料を施さなくてもたくさんの野菜が収穫できる農法としては確かに素晴らしいものだと思いますが、「自然」とはちょっと違うんではないかと今は思っています。 まぁ、自然かもしれませんが、自然の中の極一部の状態を無理やり作っているというのが適切な表現かも知れません。 というか、サラダ農法自体は「自然農法」だとは言っていないのですね。 寧ろ自然農法を猿真似と言っています。

という訳で、私はあくまでもっと自然に近いやりかたでやりたいと思います。 猿真似自然農法ですね。

その心は、

雑草も含めて野菜も大自然の一部として種を撒き、雑草と共に育ち、雑草と共に枯れて、雑草と共に微生物やセンチュウやミミズなど様々な土壌生物たちによって分解され栄養分となって土に還っていく。 微生物を食べるセンチュウ、センチュウを食べる昆虫、その昆虫を食べる昆虫、それを食べるカエルや鳥などの生き物。。。。 そうやって全ての生き物が回りまわって自然の営みが継続していく。 その中に少しだけ人口的に「野菜」を組み入れて収穫させてもらう。 そういう自然農法がやりたいですね。

虫の食害についても、最初の頃は、だいこんについた青虫を見つけたら駆除していましたが、今は見つけても一切触らないことにしています。 畑には野菜の何倍もの雑草が生えていますが、よく見ると雑草もかなり食べられてしまっています。 考えてみると、畑がなくても虫たちは生きているわけで、本来は虫たちは雑草を食べて生きているはずです。 雑草がたくさん生えていれば野菜が食べられる確率も減るっていうことなのかも知れませんね。 害虫と言われている葉っぱを食べる虫たちも、それを食べる昆虫にとっては大事な食料ですから、いないと彼らが困ってしまうわけですから害虫さんもきちんと生きて貰わないといけません。  あくまで大きな食物連鎖の一つの鎖として捉えるというのが大切だと思うようになりました。

土壌改善についても、雑草を根っこごと引っこ抜かないことが大切だと思うようになりました。 雑草の勢いが強くて野菜が負けてしまうような時は雑草をカットするのですが、必ず根っこを残してばっさりとハサミで切ります。根っこを残すことで土壌中の生態系を維持することが出来ると思っています。 当然、無闇に掘り返すのももうしません。 カットした雑草はそのまま畝に被せておきます。 私の畑は2月に一度完全に掘り返していて、被せた枯れ葉の量も足りていない状態だと思っています。 だから今年の夏野菜はあまり期待できませんが、この夏にたくさん生い茂っている雑草たちを如何に土に戻すかが来年の収穫のポイントになるのではないかと思っています。

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