清水和音のラフマニノフピアノ協奏曲2番、3番
ラフマニノフのピアノコンチェルト2番と3番を一度に聴ける機会はとても少ない。
2011年9月17日 大阪のザシンフォニーホールで行われた清水和音(センチュリー交響楽団)のコンサートはまさにソレ! A席が5000円という安さもあって、妻と次男と3人で聴いてきました。
清水和音は、ラフマニノフの3番を弾くためにピアニストになったと公言するほどのラフマニノフマニアとのこと。
演奏は、感情に流されずに、且つ、情緒豊かに、ラフマニノフの長くてうねるような旋律を紡ぐように弾いてくれました。
予想はしていましたが、非常に素晴らしい演奏でした。
オケもなかなか立派な演奏を聴かせてくれて清水和音の良さを消してしまうようなことはなかったと思います。ただ、なんとなくピアノとオケの融合が足りていなかったように感じました。 素人なので何故なのかはよくわかりませんが。。。 ピアノとオケがバッチリと合っていたら、最後はきっとスタンディングオベーションだったのではないかと思います。
まぁ、あまり贅沢を望んでもいけません。 十分に感動的な演奏でしたし、それぞれの曲で、3回ずつ涙があふれてきた時がありました。 泣ける演奏会にめぐり合えることはなかなかありませんしね。
アンコールで弾いたロマン派風の曲がまたとても良かったです。 ラストに近いあたりで、一回、ピアノの余韻も全て消えて会場がシーーーンとなった瞬間がありましたが 鳥肌ものでした。 そしてラストの和音の余韻の美しさ! 他の人たちも余韻がなくなるまで拍手を我慢してくれたのでとても良かったです。 あの曲はなんていう曲だったのだろうか。。。。
清水和音、また聴きにいきたい。
<2011.9.19追記>
アンコール曲は、KAZさんよりコメントを頂きました。 ありがとうございます!!
リストの「ペトラルカのソネット第104番」だそうです。
[演奏会データ]
清水和音 ドラマティック・ラフマニノフ
~デビュー30周年記念~
[ピアノ]清水 和音
[指揮]高関 健
[管弦楽]日本センチュリー交響楽団 (旧・大阪センチュリー交響楽団)
日時 | 2011年9月17日(土) 14:00 開演 13:00 開場 |
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会場 | ザ・シンフォニーホール |
料金 | A 5,000円 B 4,000円 C 3,000円 |
入場券発売日 | 2011年4月24日(日) |
プログラム | ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 |
メッセージ
KAZさん コメントありがとうございます!
私は清水和音は生で初めて聴きましたが、音が落ち着いていていながら感情に乱されていない情緒感みたいなものが溢れていて一日で清水和音ファンになってしまいました。
>アンコール曲は、リストだと感じたので調べましたが、リストの「ペトラルカのソネット第104番」です。
おぉーー早速ありがとうございます! リストでしたか~! 曲も素敵だったし、聴衆と演奏者の一体感が凄く良かったですね。
私も昨夜のコンサート感動でした。アンコール曲は、リストだと感じたので調べましたが、リストの「ペトラルカのソネット第104番」です。