自然農法 畝作りの失敗
不耕起の自然農法の真似事を家庭菜園で行っているのですが、田んぼの土壌を3年間不耕起で自然に畑の土に変える実験を旧B畝でしていたのですが、結果、3年経過しても畑の土にはならなかったので、失敗と認めざるをえません。
旧B畝を使い始めた時は、土壌は完全に粘土質で畑の土とはほど遠い代物でした。それでも、3年間かけて少しずつ畑の土に変えていけると思っていました。
やり方は、雑草を生え放題にして雑草の根っこと虫やバクテリアによる土壌改善に期待という、あくまで自然頼りの計画でした。
理屈では、数年経過したら、そこそこ畑に適した土壌になるはずでしたが、結局、3年経過後も生えてくる雑草はセリ系、へびいちご等湿地系の雑草ばかりで、土も少しばかりの改善はありましたが、まだまだ粘土状のままで、畑に適した土壌とはほど遠いものです。
では、何故、改善されなかったのか。
一番の原因は、
につきると考えています。
土壌の湿気が高いと、田んぼの土壌から抜け出せない=生えてくる雑草も同じ。
ということなのかなと。
それでは、何故、湿気が高いままだったかというと、
だったからです。
もうひとつ、
こと。
普通は、畝の幅は大きくても1.5m程度の幅が良いとされていますが、B畝は、どうせ自然農法なのだから広くても良いだろうという勝手な思い込みから、幅を3mにしていたのです。
畝の高さが低くて畝の幅が広いとどうなるかというと、
雨が降ると、畝の幅が広いため、畝の上に雨水がたまってしまう。また、畝の高さが低いため、大雨で溝に雨水がたまると畝全体が水浸しになってしまう、、これはまさに田んぼそのものですね。
これに3年間気づかないというアホな私ですが、今年、ようやくそれに気づいて畝をきちんとしようということにしたのです。
畑にするなら、少し傾斜している場所の方が良いかも知れませんね。 傾斜していれば、わざわざ溝など掘らずにそのままでも水ははけていくわけですから。
そういうことで、旧B畝の畝の整備を遅まきながら実施していたのですが、ひょんなことから、先週、旧B畝はやめて、別の場所=A畝の隣 に場所を移すことになりました。
新しい畝=C,D畝(旧B畝は登録抹消)は、旧B畝の反省点を生かして最短で畑の土に変えていくつもりです。
教訓としては、
という当たり前の結論になりました。
メッセージ