赤目四十八滝

2015/11/7 三重県にある赤目四十八滝に行ってきました。赤目四十八滝とは、三重県名張市にあって、渓流沿いに大小48の滝が連なる景勝地です。まぁ偶然48の滝があったのではなく無理矢理48にしたということだと思いますが。

アクセスは、クルマでないと無理ですが、R165を折れて15分ほど行くと到着します。 途中、離合不能な箇所(小さな橋)が一カ所だけありますがそれ以外は走り易い道でした。

最後は完全に行き止まりで、周囲には観光客向けの駐車場がいくつかありますが、収容台数はそんなに多くないので紅葉シーズンなどでは駐車場待ちのクルマが列をなすような感じになるのではないでしょうか。

私が行った11月7日はまだ紅葉には早く、そんなに混んではいませんでしたが、12時過ぎには駐車場は一杯になっていました。

一番端っこ(一番遠い)の駐車場(900円)に停めて、左右に土産物屋さんがある道を進むと、2-300mでサンショウウオセンターなるものがあり、赤目四十八滝にはまずはそこに入場しないと行けない仕組みになっていました。 とりあえず、400円払って中に入ると、オオサンショウウオが水槽で展示されている部屋があり、それを抜けると、赤目四十八滝に続く道に出ます。

赤目48滝散策路マップ

私たちは、滝とはいってもそんなに大層には考えていなくて、普通の街歩きの靴にショルダーバッグという軽い格好で行ったのですが、一緒に歩いている人たちを見ると皆、トレッキングの装備をきっちりとされているではありませんか!!!  そうなんです、4kmの道のりなんですが、アップダウンが結構きつく、かつ、足下がすべりやすい等なかなかワイルドな場所なんですよ。全行程歩くと120分かかるとのことで、私たちは半分の行程で引き返す事になりました。実はそこからが本当の秘境に入っていくのですが、装備が装備なだけにこんなところで足をすべらせて怪我でもしたら地元の皆さんに大変迷惑をかけてしまうので「ここからは健脚者向き」という看板が見えたところで踵を返しました。ちょうど半分ぐらいのところ(100畳岩)、それでも1時間ぐらいはかかっていたと思います。

それでも、30mの滝壺の滝であるとか、あちらこちらに転がっている巨大な岩とか、断崖絶壁とか、秘境っぽい雰囲気は十分楽しめました。 あれだけ大きな岩が転がっているということは、よくよく考えると大雨の時などの落石とか土石流とかの危険が非常に高いということなんですね。 道中、あちらこちらに「落石注意」という看板が立てられていて、今地震が来たらいやだなぁとちょっとビクビクしながら歩いたのは内緒です。まぁ、自然の厳しさに比例してその景色もまた素晴らしいということなんですね。

それにしても、ここに来ていた方々の大半が恐らく定年後と思われるシニアの皆様と中国の皆様で占められていたことが印象に残りました。 本当にそういう世の中になったんだなぁと。。

 

 

 

 

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