予防接種済きゅうり苗の短い一生
今年の夏野菜として、きゅうりの苗を三つ4月29日に植え付けしましたが、その中の一つは、「予防接種済」で病気に強い!!!というキャッチフレーズがついていたものです。非常にアヤシイ感じでしたが、苗への予防接種とは一体なに??? みたいな好奇心もあり、一つ買って育ててみようと思ったのです。
ニンゲンへの予防接種も実は私はまったく信用していなくて、インフルエンザの予防接種はこの5年間一度もしていません。もちろん?インフルエンザにはかかっていませんが、これはもしかしたらたまたまかもしれません。
苗への予防接種ということであれば、よくあるきゅうりの病気の「菌」を無害化した上で、なんらかの方法で苗に注入しておくということだと思います。 本当に無害化されているのだろうか? などなど謎だらけですが、もしかしたらサイボーグ野菜のように病気知らずで本当にスクスクと育っていくのかも知れませんし、お試して育ててみようと思ったのであります。
ちなみに、この苗についていたキッャチフレーズには、6種類の病原菌の予防接種済というもので、その病気がなんであるかの記述はありませんでした。
この予防接種苗は、買った時、他の苗も皆元気がない感じがしましたが、ニンゲンだって予防接種後はカゼのような症状が出たりするらしいのでヨシとしました。
4月29日に、他の普通の苗と同じように、不耕起の畑に小さな穴を掘って、すっぽりと苗を入れて土を被せました。雨が降った直後だったので水やりはせずにそのまま放置しました。
少し植え付け直後、弱弱しい感じですが、きれいな身体です。
そして、二日後の5月1日に様子を見に畑に行ったところ、今までみたこともない病気にかかっていました。葉っぱ全体がしろっぽく変色していますが、うどんこ病とも違うような変な葉っぱです。あぁぁぁ!!! と思いましたが、自称自然農法の畑ですので、なんとか自力で病気を治してくれるように祈ってその場を後にしました。もしかしたら、ワクチン接種直後の疑似的症状かも知れませんしね(とてもそんな風には見えませんでしたが)
変わり果てた姿。
その後、5月3日に見た時は、葉っぱは腐って跡形も無くなり、苗自体が完全に枯れていました。 ナンマンダブ。。。
自然農法の畑の土には雑菌が多く繁殖していて、それにやられたのかも知れませんし、もともと接種された「無害化された菌」にやられたのかも知れませんし真実はわかりませんが、苗の植え付けによって一時的に苗はかなり弱ってしまうので、その時に、予防接種でもともと弱っていた苗が更に弱くなって抵抗力がなくなり、接種された菌或は畑にいる日和見菌に侵されてしまったのでしょう。
自然農法の考えでは、病気になる苗は、もともと生きて子孫を残してはいけない苗なので、病気になってお亡くなりになったとしても致し方のないことです。 ちなみに、他の2つのきゅうりの苗はもちろんのこと、その日に植え付けた全ての苗は5月25日現在ピンピンしています。
この事例だけで、予防接種がダメだとは言い切ることは出来ませんが、私が以前から考えていること=予防接種は身体に良くない ということを示してくれた一例だと思います(証明にはもちろんなりませんが)
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