2016/4/29に今年の夏野菜の植え付けを行いました。
例年と違うのは、植え付ける苗の間隔の広さです。
茄子もきゅうりもミニトマトも2m間隔で植えています。
ちなみに、昨年は、
茄子は、50cm間隔
きゅうりは、70cm間隔
ミニトマトは、60cm間隔
ということで、真夏の時期には、葉っぱと葉っぱがぶつかり合う感じで風通しも悪くなるし、台風の強風時には、葉と葉がぶつかりあってボロボロになるわで、あまり良いことがありませんでした。
今年は、全て2m=200cm間隔にしました。超ゆったりと植え付けています。
何故、そんなに余裕を持たせたのか??
もっと余裕を持って植え付ける必要がある という昨年の反省点からの見直しでもあるのですが、もうひとつ重要な意味合いがあるのです。
それは、ある仮説から始まります。(もしかしたら仮説ではなく既に学術的に証明されていることかも知れませんしまったくのデタラメかもしれませんが)
この6年間、不耕起の畑で野菜を作り続けていてわかってきたことの一つで、
根と地上部の大きさは相関関係にある ということです。
根が広く張っていれば、地上部も広く広がっているし、根が深く入っていれば、地上部はそれだけ高くなっている ということ。
言い換えると、根を広く、深く張らせたら地上部はそれだけ大きくなるということかと。
植え付け間隔が狭いと根っこが干渉してお互いに大きくなれないということになりますが、植え付け間隔が広ければ、他の雑草に負けないという前提ですが、地上部は際限なく?大きくなっていくはず、と考えたのです。
そういう訳で、根っこを思う存分に張って頂くために2m間隔で植え付けしました。
もちろん、雑草に負けては駄目なので、周囲の雑草はこまめに地上部を刈り取って雑草の根っこを弱らせておきます。そうすれば、地中での雑草と野菜の覇権争いも野菜有利になっていくのではないかと思います。
こうやって、自由に根を張ることが出来る環境の野菜がどんなふうに育っていくのかが今年の楽しみの一つなのです。
脇芽も出来るだけそのままにして、伸びたい放題にします。
果たしてどんなことになるのでしょうか。 とても楽しみです。
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