自然発芽
2016/6/19(sat)
D畝に 自然発芽 していたニンジンの2割ほどを収穫しました。
大きさはかなり小さめですが、少し大きくなると割れてしまっています。
割れる原因は、
1. 長く放置しすぎ
2. 水分の急激な吸収
3. 今回で言えば梅雨に入るまでに大きくして収穫する必要があった
というところでしょうか。 自然発芽したものを自然のままに生かしてきた訳ですからそこらへんの調整は難しいですね。
今回のD畝は、ちょうどニンニクをたくさん植えていた場所でもあり、ただでさえ少ない肥料成分をニンニクにとられてしまって大きくならなかったのかもしれません。
とりあえず、かわいらしいにんじんが沢山とれたのでヨシとしよう。
一緒に写っている葉ものは、小松菜とチンゲンサイで、これらも自然発芽です♩
今、この場所で
・種を落とす→自然発芽→収穫→種を落とす 以下Loop
という自然サイクルが確立されているのは、
1. ニンジン
これは今育って花を咲かせているものは3代目となります。
にんじんの花ってあまり見る機会が無いと思いますが、上の写真のように、急に茎が1mぐらいまで伸びて、小さな花弁が何百何千と集まった大きな白い花が咲きます。 あまり美しくは無いですが、ある意味壮観な風景です。
2. 紫蘇(シソ)
紫蘇は雑草なみに強い野菜ですので、自然発芽させようなどと思わなくても毎年勝手に生えてきます。
3. キャベツ
今年で3代目になりますが、毎年10本くらい自然発芽して、3本くらい大きくなって二つ収穫してあとの一つと大きくならなかった残りは花まで咲いて種として落ちていきます。
4. チンゲンサイ
昨年、苗を何本か頂いたもののほとんどが収穫されないまま花を咲かせてしまいました。そのこぼれ種が発芽して大きくなりました。
5. ミニトマト
今年は2代目です。 10本くらい発芽しています。 F1種の2代目なので今年の出来は期待できませんが、3代目以降に期待します。
6. ハクサイ
なかなかうまく育てられず、中途半端に大きくなって結局最後は花が咲いてしまうといううまくいっていない野菜の一つですが、種から自然発芽はしてくれていますので、いつかは大きく育ってくれるものと期待しています。
7. 小松菜
これはいつ頃からなのか不明。。。
次に、今年、初めて花を咲かせて種を落としたものとして、ネギがあります。 これも自然発芽を期待しています。
茄子ときゅうりは毎年、何個かは畝に落としたままにしているのですが、今のところ自然発芽したことはありません。もしかしたら発芽していても気づかずに雑草と一緒に抜いてしまっているのかもしれません。
自然農法の畑をやり始めて6年目。最初は粘土質のカチカチの畑でしたが、なんとかギリギリ野菜が育つようになってきました。自然発芽は不耕起の畑でしか実現し得ないことです。 茄子、きゅうり、スイカなどもなんとか自然発芽させてみたいですね。
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