京都御苑の魅力 Part 1 紅葉の美しさ

京都の中心部にドーーンと鎮座する京都御苑(京都御所)、敷地面積は92ヘクタールで東京ドームの20倍、東西に700m、南北に1,300mの長方形です。

苑内には、皇族施設である京都御所、大宮御所、仙洞御所、迎賓館などがあり、それ以外の敷地60ヘクタールは市民に開放されています。

敷地があまりにも広く、これといったとんがった施設や観光名所的なものがないため観光客は少なめで週末でも結構閑散としていたりしますが、寧ろそこが狙い目で、ゆったりと自然や歴史を満喫できる素晴らしい観光スポットなのです。

そこで、京都御苑の魅力を何回かに分けてご紹介したいと思います。

京都御苑の紅葉は他の紅葉スポットとは一味違う

Part1は 紅葉の美しさ です。 京都は清水寺や東福寺など紅葉スポットがいくつもあり紅葉シーズンには紅葉よりも人の姿の方が目立つようなところもありますが、京都御所は紅葉スポットとしてはほとんど無名なのではないでしょうか。その理由は単純で、「目を見張る」ような壮大な紅葉の風景が無いからです。

なーんだやっぱり大したことがないじゃ無いですか!!

とお思いの皆さん、 5万本の樹木が苑内にある京都御苑です、それらの樹木は紅葉を魅せるために植えられたのでは無いため紅葉の時期も色もマチマチで他の紅葉スポットのように「うわぁスゲーーー」というような紅葉ではありませんが、次のような京都御苑ならではの良さがあるのです!!

小さな紅葉スポットが苑内に点在している

大規模な紅葉は見られませんが、小さな紅葉群はたくさんありそれぞれが特徴を持っていて一度にたくさんの紅葉を楽しむことができます。また、いろいろな紅葉を追って苑内をブラブラするわけですが、苑内の道はとても広くしかも車は通りませんし苑内にはとても市街地とは思えないような雄大な森林が点在していますので気候の良い晩秋の時期に苑内をブラブラ散歩すること自体がとても気持ちが良いのです。

人が少なくベンチや芝生の上でのんびりと紅葉狩り

ベンチや芝生の上でのんびり・ゆったりと楽しむことができます。 人もほとんどいませんので記念写真も紅葉を独占できます。 たまに外人の観光客や地元のWalkerや家族連れが通り過ぎていきますが、とにかくのんびりできるのです。クルマの音も市街地の喧騒も聞こえない不思議な場所でのんびりと紅葉を楽しめる場所は京都御苑しかないでしょう。

京都駅から地下鉄で10分もかからない場所にありますので時間に余裕がなくても行くことができるとて便利な紅葉スポットです。

京都御苑のおすすめ紅葉スポット

それでは、街角京都がお勧めする京都御苑紅葉スポットをご紹介いたします。

真っ黄色に地面が染まるイチョウの巨木

京都御苑 紅葉

大きな銀杏の木の紅葉は見事

場所はここらへん。

大きな地図を表示

この写真は2018年12月3日に撮影していますがギリギリ最後のタイミングですね、翌週にはこの黄色い絨毯も薄汚れた感じになっていました。 実際に目の当たりにすると写真以上に黄色の色彩に驚かされます。人の大きさと比べてイチョウの木の大きさもお分かりいただけると思います。

通りに面したモミジ

京都御苑 紅葉

京都御苑の紅葉

場所は先ほどのイチョウの木とほぼ同じ場所にあります。

幅15mぐらいの道の両側に大きなカエデの木があってとても赤く紅葉します。 ベンチがすぐ脇に二つありますのでそこに座ってしばし赤いモミジが風に揺れて落ちていく姿を追って見てください。本当に静かで空が開けていて不思議な感覚を覚えます。

母と子の森〜山にきたのかと錯覚する自然な紅葉

京都御苑の北東の一角に「母と子の森」がありそこでは大自然の紅葉を楽しむことができます。

京都御苑 紅葉

京都御苑 母と子の森

京都御苑 紅葉 

母と子の森にはベンチがありとてもくつろげます

この場所は、京都御苑の本筋から外れているため更に人が少ないスポットです。前述の二つとは違って紅葉の木も多く、また広場にもなっていて大きな木のテーブルが3つ等間隔に置かれているため本当にゆっくりできます。 小さな広場にもなっており小さな子供もを連れていても大自然の中で遊ばせることができます。

場所はこの辺り、

大きな地図を表示

その他参考写真

 これ以外にも本当にたくさんの紅葉を見ることができます。
京都御苑 紅葉

メッセージ

タイトルとURLをコピーしました