役行者山の護摩焚き(採燈護摩)で本物の山伏の法螺貝を聞こう! 祇園祭 後祭

祇園祭の宵山(7月23日)に役行者山(えんのぎょうじゃやま)にて護摩焚き(採燈護摩)という行事が行われましたのでご紹介いたします。

日時: 2018年7月23日(後祭宵山) 14時ぐらいから 

場所: 役行者山

料金: 無料 但し有料観覧席がありました(どこで予約するかはよくわかりませんでした)

レポート

まずは動画をご覧ください。

役行者山の護摩焚き(採燈護摩) 祇園祭 後祭 2018

場所はこちら。

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役行者山(えんのぎょうじゃやま)は、室町通りと姉小路通りの交差点南側に設置されるの舁山(かきやま)のひとつです。鈴鹿山と並んで一番北にある山です。

役行者山についてはこのサイトに詳しい説明があります。

京都 祇園祭 役行者山保存会オフィシャルサイト
京都 祇園祭 役行者山保存会。

このサイトの行事紹介にも護摩焚き供養について詳しく書かれていますが、そこに書かれている「時空を超える業」とか「瞬間移動する際に使われた井戸」とかがまた興味をそそりますね。これらはパワースポットとしても有名なのだそうです。

 さて、7月23日午後2時からスタートという事前情報を得ていたので13:30分ぐらいに現地に到着しました。

 すでに役行者山の前の道全体に縄が張られて立ち入り禁止となりその前面にはパイプ椅子がたくさん置かれていました。そして人が交互にギリギリ通れるぐらいの通行スペースにはガードマンがたくさん立っていて、立ち止まらないように人を誘導しています。

 この日は、日中38℃を超える猛暑日で炎天下でした。パイプ椅子のスペースは日光を遮るものが何もなくとてつもなく暑そうです。おそらく事前に割り当て済みの予約席と思われます。その後方に人が立って何重にもなっていました(そこはフリーな場所で一番イベント場所から近いところ) そこも炎天下でものすごく暑そうでしたがみなさん根性ありますね。

護摩焚き前の様子

護摩焚き前の様子

 私もそこに陣取ろうかとも思ったのですが既に前方に10人ぐらいの人の波があり前が見えない状況だったので諦めて会所の横の日陰に避難しました。

 護摩焚き(採燈護摩)という行事はおおまかに以下のような感じで進められます。

1. 大本山聖護院から山伏姿の多数の僧侶が役行者山に到着。

   ・山伏は聖護院ではなく六角堂から出発するようです。そして、浄妙山、北観音山、南観音山、八幡山を巡拝してから最終地点である役行者山に到着するとのことです。

 2. 山伏は一旦会所に入り中で読経します。
 
 3. 会所から出てきて、結界に入る前に聖護院の山伏であることを確認するための山伏問答を繰り広げます(これが10分ほど)

4. 結界に入ると、刀で何かを斬る仕草をしたり、矢を放ったりするお清めの儀式があります。

5. 護摩壇に点火されます。

役行者山-護摩焚き準備中

役行者山-護摩焚き準備中-ここで仏事が繰り広げられます

役行者山-焚かれる前の護摩

役行者山-焚かれる前の護摩

 まずは、山伏の到着を待ちます。会所から出てきた関係者が「○○を出たそうだ、もうすぐですな」そんなことを報告し合っているのを聞きながら今かいまかと到着を待っていると、ブォーーーという法螺貝を吹く音が聞こえてきてほどなく山伏のみなさんが到着します。 本物の法螺貝は吹くのがとても難しそうでした。

 ちょうど私の目の前を通っていきましたが皆さん結構お年を召された方が多くこの炎天下、六角堂からとは言え大変だっただろうなとまずはお身体のことを心配してしまいました。

 それでも皆さん足取りもしっかりとしていてさすがでした。

 それからしばらくの間は会所の中で何かをやっていますが中は見ることができません、10分ほどすると、山伏がぞろぞろと数人出てきて一列に並び、その先頭の人と結界の中にいた人が問答を始めました。5mほど離れていてクルマの音とかで聞き取りにくくて何を言われているのかよくわからなかったのですが、「山伏というならこれは知ってるか?」「はいかくかくしかじか」みたいな問答を繰り返していました。

 ようやく、「確認できたので入りなはれ」ということになり、山伏たちが結界の中に入り用意されていたパイプ椅子に着席します。 そして、その中で一番偉い?山伏が出てきて、刀を振り回したり、矢を放ったり(実際には矢は飛びませんでした)していました。これも15分ほどかかったように思います。

 そして、護摩壇に点火されました。 私は裏側から見ていたので一連のアクションはよく見えておりませんでした。 これをきちんと鑑賞するには、前方に用意されている予約観覧席かその後方のフリースペースに早くから陣取る必要があります。

 点火したのがわかったのは、煙が流れてきたからです。

 周囲の人たちも「おっ点火されたか」みたいな感じで浮き足立ちます。

 でも裏側なのであまり見えません。(日陰というのが唯一の良いところ)

こうなったら、通路を歩行して一瞬間近で見るしかありません。通路はガードマンが立ち止まることを許してくれないので本当に一瞬だけですが、間近に見ることはできました。

点火した直後

点火した直後、まだいろいろ続いています。

 火の勢いは想像以上で煙れもまたすごくて風向きによっては予約観覧席などはほどよく燻されてしまいそうです。

 結局、2往復してチラ見だけはできましたが、私自体はどうも不完全燃焼でした。

 写真もイマイチだし、動画もイマイチでした。 写真を撮影するのであれば、小さな脚立でももっていってフリースペースの後方から望遠レンズで狙うのが良いかもしれません。(そのようにしていた方も何人かおられました)

それから、行事終了後に、厄除けの後利益が授けられた護摩壇の檜葉や御幣を持って帰れるとのことで、それを目当てに来ている方も多いと聞きました。

 私は、あまりの暑さに倒れそうになり、終了を待たずに離れてしまったので今年は残念ながらお持ち帰りすることはできませんでした。

 以上が中途半端なレポートです。

 役行者山の会所には、有名なパワースポットもあり、時間に余裕を見て事前に会所に寄っていただくことをお勧めします。

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