痔の手術の後のQOL(Quality of Life)を上げるTips

分離結紮手術を受けた経験からできる限り痛みを和らげて平穏に過ごすためにいろいろと工夫したことをご紹介します。手術後のデリケートな問題でありますのでこれを読んでやってみようと思われた方は主治医と相談したからにしてくださいね。

痔の手術全体のまとめはこちらです。

痔の手術 一部始終まとめ(大阪肛門科診療所での分離結紮手術体験記)
30年以上にわたり育ててきた大きな痔(肛門ポリープと大きな裂肛)の手術の一部始終です。大阪肛門科診療所という自由診療の病院の日帰り手術(分離結紮術)です。今痔でお悩みの方の参考になればと思い記事にいたしました。

    
 

持続麻酔が切れた後の排便後の激痛を緩和する方法

     持続麻酔が効いている術後一週間までは逆にそんなに痛くありませんが、そのあとからは排便後の痛みの緩和が私にとっての最重要項目となりました。

  

水に濡らしたトイレットペーパを使う

     排便前に、トイレットペーパに水を含ませたものを用意しておいて、排便後すぐにそれを肛門に押し当てて(拭いてはいけない)汚れを落とします。そうするとすーーーっと痛みが引いてきます。

  

入浴・洗面器浴

     入浴も痛みを和らげるポイントですが、毎回風呂を沸かすのも大変なので、風呂以外の時は洗面器にお湯を張ってそこにお尻をつけるというのが良いと思います。それを5-6回繰り返すと肛門もきれいになり痛みもやわらぎ一石二鳥です。ただあまりやりすぎると皮膚によろしくないとのことです。

  

肌が荒れにくいナプキンを使用する

     ナプキンをうまれてはじめて着用することとなり、肌荒れ防止ということで佐々木先生推薦のコットンを使ったナプキンを使いました。毎日、シャワーで3回お尻の周囲の汚れを落としSザルベを塗っていたこともあり(肛門にはシャワーは直接あててはいけません)なんとかかぶれずにすんでいます。

  

可能な限り長い期間仕事を休む

     日帰り手術の良いところは翌日から仕事に行けることですが、仕事に行ける=快適に仕事ができる というわけではありません。相当な不自由を覚悟しなくてはなりませんので、できれば2週間ぐらいは仕事を休むことをお勧めします。ただそんなに長期の休みを簡単に取れる人なんて滅多にいないわけで、仕事を休めない方は職場の上司・同僚にきちんと説明をしてそれなりの配慮が受けられるようにしておきましょう。

  

心配事は主治医に相談する/主治医との信頼関係構築

     本当にこれは大切なことです。もんもんとするよりもすぐに単刀直入に質問しましょう。というか、それができる先生かどうかというのを事前に確認して信頼できる先生に手術して頂くようにすることが大切だと思います。医者のいいなりに訳もわからず病状も手術内容も不明のまま手術に突入なんてことだけは避けねばなりません。

術後二週間はお尻のことしか考えず治癒を最優先で生きる

     
     パートナーがいる人はパートナーに生活面で全面的に頼るのが良いです。

     私は妻に事情を説明してほとんど生活面では妻に頼り切ってしまいました。完治後のお礼をきちんと考えておきましょうね。

     パートナーなんかいねーよという方は、出来るだけ簡単に生活できる準備をしておくことをお勧めします。例えば、トイレットペーパなどの消耗品を買いだめしておくとか、食事はできるだけ事前に大量に冷凍化しておくとか。

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