私が受けた痔の手術の概要

  私が今回大阪肛門科診療所で受けた「分離結紮+振り分け結紮+ポリープ切除」という手術についてご説明します。

痔の手術全体のまとめはこちらです。

痔の手術 一部始終まとめ(大阪肛門科診療所での分離結紮手術体験記)
30年以上にわたり育ててきた大きな痔(肛門ポリープと大きな裂肛)の手術の一部始終です。大阪肛門科診療所という自由診療の病院の日帰り手術(分離結紮術)です。今痔でお悩みの方の参考になればと思い記事にいたしました。

 

手術方法の選択

  大阪肛門科診療所の根治手術は、入院手術と日帰り手術の2パターンあります。入院の有無という違いだけでなく手術の方法が根本から違います。

佐々木巌先生からは、

   「どちらでも出来ますがあなたの痔の場合、予後の傷の治り方は日帰り手術が良いと思われるので日帰りをお勧めします。ただし日帰りは痛いので痛いのが嫌であれば入院手術ですね」

  ただ日帰りの痛みも歩けなくなるほどの痛みではないとのこと。また、痛みの感じ方は人それぞれなのでやってみないとわからない部分があるとのこと。それはそうでしょうね。あと日程的に入院手術は2ケ月に一度しかおこなっていないとのことで、たまたま次の入院手術の手術日が1.5ケ月も先でどうせやるなら早くやりたいという気持ちもあったのでその場で2週間後に手術可能な日帰り手術を受けることに決めました

以下は大阪肛門科から頂いた手術の説明資料からの抜粋です。

  

入院手術

   ・手術方法 主に半閉鎖式結紮切除術
   ・麻酔 腰痛麻酔または局所麻酔
   ・入院 5泊6日の入院が必要
   ・術後制限 やや安静に
   ・術後大出血 2-3年に一人
   ・痛み 少ない
   ・完治まで 30日~45日

手術方法の半閉鎖式結紮切除術はたぶんこの方法だと思います(J-Stageというサイトより)。(下の記事には所謂グロ画像あり注意)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcoloproctology1967/51/10/51_10_1067/_pdf

日帰り手術

   ・手術方法 主に分離結紮(けっさつ)術
   ・麻酔 局所麻酔
   ・入院 日帰り可能
   ・術後制限 安静にしなくてよい
   ・術後大出血 非常に少ない・安全
   ・痛み 術後14日ぐらいは強い痛み
   ・完治まで 60日~90日

手術方法の分離結紮術はたぶんこの方法だと思います(J-Stageというサイトより)。(下の記事には所謂グロ画像あり注意)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcoloproctology1967/51/10/51_10_1087/_pdf

   重要なポイントとして、

   メスで切る(入院手術)のか

   切らずに腐らせて取る(日帰り手術)のか

   の違いですが、この違いによって何が変わるかというと、

   ・入院手術は手術当日にメスで痔を切除してしまい、その傷口を半分縫う。これによって、傷口の広さは半分となり痛みも少ない。 一方日帰りでは、まず痔を縛って腐らせる工程が先にあります。縛って腐っていく過程で縛った部分は糸で徐々に切られていく形になります。縛った部分はまだ細胞としては生きているので「徐々に切られていく痛み」が強いです。また、縛った部分が全て腐ってなくなった時に初めて「傷口がパックリと登場」します。その傷口はメスで切った傷口よりもきれいですが、なにせ本物の出来たばかりの生傷がそこにありますので生傷の痛みが新たに発生するというわけです。ただ、腐って切れるまでの痛みに比べると生傷の痛みは排便時以外はそんなに痛くはありません(炎症とかをおこすとヤバイと思いますがそれは別問題)。やはり腐って落ちるまでの約2週間が一番痛いという感じです(私は11日目で全て落ちました)。

・完治までの日数が日帰り手術の方が長い理由は、生傷の回復が糸が切れた後の術後2週間前後から始まるからということと傷口の大きさが入院手術に比べて大きいということだと思います。

   ・大出血のリスクが日帰り手術だと「ほとんどない」理由は、これは単純にメスで切らないからだと思います。

   ・「強い痛み」と「回復が遅い」という悪魔の取り合わせの日帰り手術を受けることにした理由は、メリットとデメリットと天秤にかけた結果であります。

     日帰り手術のメリットは次の3つです。

     – 予後がきれいに仕上がることが多い → 肛門は毎日使う重要な臓器なので結構重要視しました。→ 完治後は本当に何事もなかったように快適です。
     – 大出血のリスクが低い → 病院と少し離れているので心配だったのでこのリスク回避を重視しました。→ 手術直後から出血は皆無でした。
     – 翌日からそこそこ動ける → これは定年退職直後で無職に突入したため自分としては関係なかったです。
     – 早く手術が受けられる → 結構我慢の限界に近づいていたのでこれは最重要。

     日帰り手術のデメリットは、

     – 強い痛み → 強いとは言え死ぬほどの痛みではないという言葉を信じよう。 → 実際その通りでした。
     – 回復が遅い → 最低1ケ月はおとなしく生活する決意があれば。→ これは下に追記しているように完治まではだいぶ時間がかかってしまいましたが、一か月後からは普通に生活できました。
 

 

今回の手術方法(分離結紮術と振分結紮術+ポリープ切除)

   今回の私の事例では、日帰りとは言えメスを使って切除もしています。

   ・一番大きな肛門ポリープと裂肛のハイブリッド痔核は、肛門の周囲を半分以上覆っていたそうです。肛門ポリープも大きさが2cmぐらいのと1cmぐらいのが二つつながっていました。裂肛は根本の部分に深くて大きなものがありました。それらの根本部分は全部一緒なので根本の部分を分離結紮で縛ることにより裂肛部分も肛門ポリープ部分も腐って落ちるということになります。ただ、肛門ポリープが「大きすぎて邪魔!」ということで先端のポリープ部分はメスで切除しました。根本をしっかりと結紮しているのと念のため切除したすぐの部分も二重に結紮して万が一でも出血しないようにして頂いたようです。そして驚いたのは、結紮というのは普通は絹糸で縛るのですが、今回、絹糸にプラスしてゴムでも縛ってありました。輪ゴム結紮で使う専用の輪ゴムではなくて普通の輪ゴムで縛ってありました。これは、おそらく患部が大きいため早く腐るようにとのことだと思います。

<<2019/8/26追記>>
完治後に書いています。「深くて大きな裂肛も含めてまとめて縛った」結果、縛った所よりも深い傷があったようで、腐って落ちた後にまだ裂肛の傷が一部残っていたようです(これは私の勝手な見立てですが)。その為腐って落ちた後の傷口がきれいな平面ではなく一部に切ったような跡が残ってしまいそれが原因で完治が遅れ完治まで4.5ケ月かかってしまいました。(もちろん術後1ケ月後ぐらいからは日常生活には支障はありませんでしたが)

 これは執刀した先生の腕が悪いとかではなくて、「ギリギリまで深く縛ったがそれでも残ってしまった」という結果ではないかと思います。それほど私の症例が大きく深い傷だったということでしょう。

 また、「縛る手術」ではなく「切る手術」だとどうなったかですが、切るとなると肛門の周囲半分以上を大きく一度に切除する必要がありそればそれでかなり難しい手術で、予後も大出血のリスクは他の人よりもずっと高かったでしょうし色々と大変だったと思います。私は今でも日帰り手術で正解だったと思っています。

 ここまで大きくならないうちに手術をすべきだったというのがとりあえずここで言いたいことですね。
<<2019/8/26追記終わり>>

   ・切除した血まみれのポリープをその場で見せて頂きましたが「ひぇーこんなに大きいの~!!!」とびっくり。念のため細胞検査に出すための容器も普通の容器には入らず大きな容器に入れていました。(ちなみに生体検査の結果は陰性でした)

   ・これだけ大きくて広範囲な患部を無理やり手繰り寄せて真ん中に針を通して両端をぐっと強く縛るというまるで道路工事のようなことを短時間にやってしまう職人技には本当に感心しました。

   ・もう一か所切れ痔があったとのことでその部分は振り分け結紮を行いました。もう一つの巨大な痔に比べたらとてもかわいらしいものでした(現実には結構大きいのですが)。

・日帰り手術でもう一つ特筆すべきことは、「腐って落ちる」ということです。腐って落ちると言われると固く変質して、ある日突然ポトリと落ちるようなイメージかもしれませんが実際は、腐った部分がドロドロになって溶けていくという感じで、そのドロドロは当然腐った匂いがするのと術後2日目から糸がとれるまではとにかくナプキンがめちゃくちゃ汚れます。匂いは個人的にはブルーチーズかよ!! みたいな感じで自分ではそんなに不快ではありませんでした。お酒はご法度なのでのみませんでしたが、この匂いを肴に渋めの濃い赤ワインを飲むと多分美味しかっただろうなと思います。←いや嘘ですw また最近のナプキンは消臭効果が凄くて同居人である妻はそんなに気にならないと言っていました。(実際にはかなり臭かったと思われますが慣れの範疇に収まっていたのだと思います、ただこの期間は人を家に招くのは絶対にやめた方が良いと思います)

   ・あと日帰り手術というとお手軽な感じがしますが、あくまで「大出血のリスクが低いから入院しないですむだけ」で手術自体の身体へのダメージは相当大きいと思われますので術後一週間ぐらいはお尻第一で出来るだけ安静に無理をせず生活するのが良いと思います。 

麻酔について

  

局所麻酔

   今回私の手術は局所麻酔でした。

   ・まず、手術一時間前に麻酔の塗り薬を肛門にぬります。これは麻酔注射の時の痛みを和らげるためとのこと。
   ・局所麻酔は肛門の周囲に12-13本打ちました。肛門の柔らかいところに注射するので緊張しましたが、腕の静脈注射の1.5倍ぐらいの痛みで思ったほどではありませんでした。肛門の前方の方が痛みが強かったです。

    今思うとその1.5倍というのも初めて注射針を肛門に刺す恐怖心からそう感じたのかもしれません。

    周囲に8本ぐらいうったあと、今度は「深い部分にうちますね」と。 こちらはズーーーンという感じで少し重たい痛みですが「うっ」とかの声が出るような強い痛みではなかったです。不快感が少し強かったかな。

    そして最後に、麻酔が効いていなさそうなところに先生が針を刺していって痛かったらその場で追加注入みたいなのを3-4回やると何をされても痛くなくなりそこから手術がスタートしました。

  

持続麻酔

   ・手術の最後に、持続麻酔を打ちました。 先生が「はい、終わりましたよ」と宣言される直前に、肛門の中に大きなものを入れられる感覚(麻酔しているので痛くはない)があったので多分その時に持続麻酔を注射されていたのだと思います。

持持続麻酔とは1週間から10日ほど効果が長持ちする麻酔です。あまり知られてはいませんが、塩酸キニーネという成分を注射します。塩酸キニーネはマラリアの特効薬で、恐らく日本では麻酔薬としては承認されていないのではないでしょうか。マラリアの薬としては18世紀頃から主力として使われているので副作用や用法については既知の薬です。その塩酸キニーネは痔の手術時に患部に注射すると長期間麻酔効果があるとのこと。このやり方はもちろん一般的な方法ではありません。

 塩酸キニーネの使用については以下のサイトのように否定的な見解を持つ医師もいらっしゃいます。妊婦には絶対にしてはダメとかいろいろと注意事項はあるようです。まぁ普段は体の中に絶対に無い物質を大量に注入するわけですから前述のジオン注射同様のリスクは確かにあると思います。

私はキニーネ自体が植物で且つ何百年も薬として使われてきた実績があることから塩酸キニーネを使用することに対してはあまり心配はしませんでした

その病院、ドクター、大丈夫ですか?

    持続麻酔をうつとどうなるのかというと、まず自分の肛門が他人の肛門のような感覚となります。要は自在にコントロールできないものになります。そのかわりに痛みも和らぐという感じだと思います。麻酔とは言っても手術時の局所麻酔のような無痛ではないため、あまり麻酔が効いている感覚ではないのですが、持続麻酔無しだと「激痛」なのが「なんとも言えぬ鈍痛」に変化する感じでやはり現実的にはかなり効いていると思いました。

    私はこの持続麻酔がなかったら術後1週間の痛みには耐えられなかったでしょう。というか、先生もこの持続麻酔があるからこの手術が成り立っているとおっしゃられていました。 日帰り手術には必須のアイテムです。 他の病院で手術を受けて「阿鼻叫喚の痛み地獄」を味わっている体験記などをよく見かけますが、持続麻酔が使われていなかったのかな? と想像します。(もしかしたら保険治療では行えないのかも?)

    「塩酸キニーネ!? なにそれコワイ」 と思われた方は主治医に使用有無や安全性などを確認すると良いでしょう。

    私見ですが、ジオン注射やゴム輪結紮術は元々痛覚の無い直腸側に出来た内痔核に対して行うものなので麻酔は必要無いというのが定説で、局所麻酔はするが持続麻酔はしない手術が多いのではないかと思われます。

    実際には、痛覚のある無しという場所の違いは人によってさまざまで、もしかしたら痛覚のある場所の痔に対してジオン注射やゴム輪結紮術を施してしまう例もあると思います。そんなかわいそうな事例の場合、よくネット上にあげられている「死ぬほど痛い」「痛みで七転八倒する」ようなことになってしまうのではないかと思います。

    ジオン注射やゴム輪結紮術の手術で持続麻酔無しの場合は、よくよくご自分の痔の場所と大きさについて担当医師から納得いくまで話を聞くのが良いと思います。

    大阪肛門科診療所の分離結紮手術(日帰り手術)はもともと外痔核も含めて手術対象となっていますので最初から持続麻酔がセットになっているのだと思います。

  

事前の検査

手術の2週間前ぐらいに検査を行います。心電図と尿検査と血液検査でした。Q&Aシートと問診もあったと思います。 これで手術の方法や薬の選択を行います。私の場合は、アスピリン系のアレルギーの申告をしていたので痛み止めはボルタレンのみとなりました。血液検査は肝炎やHIVの検査も含まれていて普段そんな検査はしていないので今回ついでに検査してもらいラッキーでした。先生のblogにも書いてありましたが、この検査結果をもって手術をお断りすることがあるそうです。そういう人は、Xだった部分を補完する設備やもしもの時の対応設備が完備している大病院での手術しか選択肢がなくなります。 とりあえず私は検査を無事パスして手術して頂きました。

    事前の検査を行ってきっちりとリスク軽減対策を行っているところにも安心感がありますね(どの医療機関でもそうなのかもしれませんが)   

薬について

 処方された薬は以下の通りで、恐らく他の病院に比べて薬の数も量もかなり少ないと思います。これは私的にとてもうれしいことでした。

 

ケフレックス(抗生物質)

    術後3日間のみ服用しました。 私は基本的に抗生物質は飲まないのですが、さすがに手術後ということできちんと飲みました。

 

ボルタレン(痛み止め)

    炎症による痛みを抑える結構強力な痛み止めです。強力故に副作用の胃痛が心配でしたがセルベックスという胃薬を一緒に飲むことでなんとかなりました。痛みがきつかった時期(術後6日目~11日目)は服用量Maxの一日4回飲んでいました。この時は結構効いているのを実感しました。ただ、「炎症の痛みに効く」ということで一番痛かった「切る痛み」であるピキーーーンという痛みに対してはあまり効果がなかったように思います。

    普段は痛み止めなんて飲んでたまるかという私ですが、今回はさすがに「ボルタレンありがとう!!」という気持ちです。

    術後14日前後からはまったく飲んでいません。恐らくこれ以上飲み続けたら肝臓・腎臓・胃などが悲鳴を上げていたことでしょう。ギリギリ痛みがひいて良かったです。

 

治打撲一方(漢方薬)

傷の腫れ痛みの軽減 これは術後25日目まで毎食後に飲んでいました。術後3週間で処方がなくなりました。

五苓散料(漢方薬)

    傷の腫れ痛みの軽減 これは術後いままでずっと毎食後に飲み続けています。術後1ケ月で処方がなくなりました。

イミューナ(整腸剤)

    乳酸菌のお薬。一日一回飲み続けています。

 

ピコスルファートナトリウム(下剤)

    比較的作用が緩慢な下剤。コーラックと同じだとか。術後は少しでも便が固くなると、というか普通の固さでも、ものすごく痛いです。特に最初の一週間は持続麻酔の効果で肛門の感覚がまったくなくて気張るのも結構難しいので、結構ユルユルの状態で出す必要があります。私は、寝る前に二錠服用の指示でしたが、一錠が一番しっくりいきましたので術後3週間は毎晩一錠飲んでいました。

    術後3週間以降は飲まずになんとかなっています。

術後3ケ月目ぐらいからまた一錠ずつ飲むことにしました。なかなか治癒に至らなかったため、出来るだけ肛門の負担を減らす観点から再開したのですが、それが功を奏したのかはわかりませんが、その後完治に至りました。

    便が固くなるのは、直腸に残ってしまった場合ともう一つは水分の摂取が足りていない場合とがあります。出来るだけ一日2L以上の水分を摂取するのが良いと思います。そうすればこのお薬を飲む必要もありません。発汗量との兼ね合いもあると思います。 私は水分摂取が少ないなと思った時に飲んでいました。

セルベックス(胃薬)

    薬をたくさん飲むので胃が荒れてきます。その対症療法としての胃薬です。胃酸を制御するようなものではなくて胃の粘膜を保護・再生促進する薬のようです。痛み止めとは必ずセットで飲んでいました。

Sザルベ(保護軟膏)

    私の場合は軟膏はこのSザルベのみです。このお薬は大阪肛門科診療所謹製のお薬です。中身は「みつろう」です。私はプロポリスを思い出しました。蜂の巣からとれる物質です。保護軟膏という説明書きがありますが、この軟膏をたっぷりと患部に塗ってあとは自然の治癒を待つという感じですね。ステロイドとかわけのわからない化学物質の薬ではないのが私的にポイントが高いですが、よくよく考えてみると普通の人から見るとSザルベの方が「わけのわからない薬」なんでしょうね。

    なんとなくですが、全ての皮膚疾患に効きそうな気がします(根拠なし)。

マーザルベ

術後46日目の診察時に「傷の治りが少し遅い」との診断を受けて追加された塗り薬。見た目はSザルベとあまり変わらない。Sザルベはたっぷりと塗る薬ですが、このマーザルベはほんの少し薄く塗るとのこと。「みつろう」のベースは変わらずに何か別の成分が追加されているのかもしれません。

レシカルボン座薬

    出残り便を強制排出するための座薬。直腸に入れると二酸化炭素が排出されてその勢いで一気に便が出ます。
    ただ、スピーディに直腸に入れないと生傷にシュワシュワという二酸化炭素が機関銃のように当たって白目をむくことになりますので要注意です。

かように狂暴な?座薬ですので無用な事故を防ぐためにも必ず事前に肛門科専門医からの指導を受けてから使用することが大切です。

    出来ればこれを使わずに「出し切りたい」のですが、なかなかうまくいきません。座薬を使わずに一回で出し切るノウハウを早く習得したいものです。これについては先生からも具体的なアドバイスが無いので決定的なものがこの世に存在しないと思われます。なんとか自分だけのノウハウを見つけ出したいと思います。

ポビドンヨードゲル

    なかなか治癒が進まず最後の秘密兵器として登場した塗り薬です。名前の通り消毒薬です。先生によると細菌であろうがウイルスであろうが軒並み殺しまくる最終兵器とのこと。これを塗ると炎症は収まりますが逆に薄皮の生成などの治りは遅くなるということのようですが、色々と試した結果どれも不成功に終わったため恐らく最後の手段として登場したのだと思います。 まさにリーサルウェポン!

 この薬を一か月以上塗り続けた結果完治に至りました。

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痔の手術体験記-1 痔の手術当日

痔の手術体験記-1 痔の手術当日
大阪肛門科診療所にて分離結紮の日帰り手術をしてきました。当日の様子の記録です。

>>>>2021/2/12追記

大阪肛門科診療所のお考えがすぐにわかる!! 副院長の佐々木みのり先生が本を出版されました
題して「おしりを洗うのはやめなさい」です
とてもわかりやすく親しみやすい文章で書かれていますので是非ご一読を!

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>>>>追記終わり

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