残暑の城崎温泉 一泊二日旅行 一部始終

残暑の城崎温泉に行ってきました! 時は2019年8月末。

 こんにちは、Ogataです♪ 

 今年の3月末に仕事をリタイヤしたのでウィークディに色々と行動出来ることになりました。

 リタイヤして数か月は何かしらバタバタして仕事をしていた頃と同じぐらい忙しかったのでこの特権を生かす機会があまり無かったのですが、今回ようやく一つ実現しました!!

 それは、

ウィークディに旅行、のんびりとガラガラの観光地を楽しむ

 です。

 最近では外国人観光客も多くなってウィークディでも言うほどガラガラではないのですが、やはり土日や連休と違って飲食店で並ばなくても済みますし余裕を持って行動出来るのが嬉しいですね。

 さて、今回は出発の10日前に「この日に一泊旅行をするぞ!」と決めてネットで3時間ほど検索して行先と宿泊先を決めましたので恐らくもっと賢いやり方があったのだろうと思っています。今後は更に調査・研究してよりお得に旅行したいなぁ。。。

 今回の平日温泉旅行の概要はこちらです。

1. 行先    城崎温泉(兵庫県)
2. 宿泊先   心の宿三國屋
  3. 交通手段  JR西日本特急「きのさき」に乗車
  4. 旅行会社  日本旅行
  5. 料金    一泊二日(夕食・朝食付き)・JR交通費含む 
         21,000/一名 現地経費除く
  6. 現地観光 
    一日目 城崎ロープウェイ
        外湯めぐり(一か所)、城崎の街角散歩
    二日目 城崎マリンランド
        外湯めぐり(一か所)
  7. 現地飲食
    一日目おやつ  
     城崎ロープウェイ頂上のカフェでソフトクリーム
    一日目ランチ  
     OFFというイタリアンレストランでにてランチ
    二日目おやつ  
     城崎マリンランドイルカショーステージにてソフトクリーム
    二日目ランチ  
     城崎マリンランドゲート前のGEO CAFEにて丹波牛バーガー
二日目夕食   
     城崎温泉駅駅弁

それでは一つ一つご紹介していきたいと思います。

行先 城崎温泉

城崎温泉は兵庫県の日本海側にある著名な温泉地です。「きのさきおんせん」と読みます。ここでごちゃごちゃご説明するよりも公式ホームページに色々と分かりやすく紹介されていますのでまずはそちらを参照してくださいね。

城崎温泉観光協会
城崎温泉の魅力をたっぷりと紹介する、城崎観光協会オフィシャルサイトです

 京都・大阪から特急で2時間半弱で行けるところが私的にはポイントが高かったです。冬はカニ料理がとても美味しいとのことですが今回は8月なのでそれは期待できません、まぁ温泉にゆっくり浸かってのんびり出来ればヨシという感じであまり期待はしていませんでしたが実際に行ってみて「また来たい!!」という気持ちになりましたので総合的にはとても良い温泉地だと思います。

 私が感じた「城崎温泉のココが良かったベスト5」は、

城崎温泉ここが良かったベスト5

1. 街並みがきれいに統一感を持って整備されていること

城崎温泉の街並み

城崎温泉の街並み

現在の温泉地は皆その傾向にあるとは思いますが、景観のデザインを統一して街並みが整備されていて散歩していて気持ちが良かったです。

街並みは色や造形に統一感があり、コンビニのファミマの看板が茶色だったのにはびっくりしました。

ファミマも茶色い城崎温泉

ファミマも茶色い城崎温泉

  川沿いに桜並木もあり桜の季節にも一度訪れてみたいところです。

  ただ、表通りから裏道に入ると使い古したボロボロの建物が放置されていたりしてギョッとなることもありました。まぁこれはある程度仕方がないですね。これもまた風情のうち。

  あとは、車いすなどの障碍者のアクセスに少し難があると思います。段差や階段を経由しないと行けないところが多いので注意が必要ですね。旅館も古い建物が多いので車いすではシンドイところが多いのではないでしょうか。

 

2. 整備された外湯が7つあり旅館に宿泊する人は外湯は何回入っても無料

   有名な温泉街では共通して行われているサービスですが、ここではQRコードを使ってIT化されていました。

3. イタ飯やカフェなど質の高いお店があること

一日目のランチを頂いたOFFというイタ飯屋さんはお店の作りも料理も一定レベルの質でとてもゆっくりとリラックスした時間が過ごせました。また、城崎ケーブルカー頂上のカフェも新しくておしゃれな感じのお店でその眺望と店内の雰囲気をゆっくりと楽しむことが出来ました。

4. 京都・大阪からのアクセスが良い

   京都から特急で2.5時間、クルマでもそのくらいで行けると思います。

5. 城崎マリンランドの存在感

   私は今の今まで知りませんでしたが、行ってみるとこじんまりとした非常に質の高い施設であることを知りました。小学生までの子供がいるファミリーにとってこの施設の存在は大きいでしょう。 私のようなシニアでも結構楽しめました。

番外 海水浴場が近くにあること(竹野海水浴場)

   ここにはまだ行ったことはありませんが、電車で一駅、クルマで30分の場所に海水浴場があります。 温泉+テーマパーク+海水浴場+ロープウェイ+お洒落なランチ という組み合わせはなかなか無いのではないかと思います。

番外 鮮魚・蟹・丹波牛など地元食材を使った料理屋がたくさんあること

   夕食・朝食なしの素泊まりの方がコスパが高いような気がします。次はそうしようと思います。

 

番外 外国人観光客が思ったほど多くなかったこと

   特に中国人、韓国人が少なかったです。たまたまでしょうか。。。

交通手段 JR特急「きのさき」

特急 きのさき

特急 きのさき 京都と城崎温泉を結ぶ

JR京都から城崎温泉行の特急「きのさき一号」に乗って行きました。7:32京都発 9:52に城崎温泉着です。平日でしたのでガラガラなのではと思いましたが、サラリーマン風、つなぎを着た技術者風の方々が始発駅京都からたくさん乗ってきて乗車率30%ぐらいでした。その方々のほとんどは豊岡で下車していきました。本当にお仕事ご苦労様です。

 きのさきは山陰本線の特急で、道中の景色は、京都を出てすぐの渓谷の景色ぐらいしか楽しめる景色はなく、延々と日本の田舎の風景が続きます。まぁそれが良さと言っても良いかもしれませんね。

 座席は普通車でしたが4列席でゆったりと座れます。またリクライニングがかなり深く倒れますので気持ちが良いですね。

きのさき 普通車

きのさき 普通車

城崎温泉現地観光

城崎温泉初日

城崎温泉駅に到着したのが朝の10時前でした。ノープランで現地入りしたので駅の待合室でその日の行動計画について相方と相談。

 駅から見える温泉街のストリートの感じが良さげだったので、温泉街を散歩してみようということになりました。

城崎温泉の街並み

  かなり綿密にプランニングしてお金をかけて景観を統一している感じがします。「造られた感」はありますが嫌味な感じはしません。もう少し徹底すれば良いのにと思うような部分もありますが温泉街の中では景観は良い方ではないでしょうか。歩いていて旅の雰囲気を味わうことが出来ます。

  街の中心部に大谿川(おおたにがわ)が流れていて川沿いの道には並木があり、桜並みの部分はその季節には素晴らしい景観になると思います。

  街は茶色系統で統一されていてコンビニの看板まで茶色でした。

  街全体はそんなに広くないので徒歩でぶらぶら散歩していると2時間もあれば端から端まで歩くことが出来ます。

  浴衣を着て、外湯めぐりをしながら散歩するのはとても気持ちが良かったです。

城崎温泉ロープウェイに乗る

時間が余ったのでロープウェイにも乗ってみました。予想外に好印象を持ちました。

城崎温泉ロープウエイ

城崎温泉ロープウエイ

  別の記事に詳細を書いていますので是非ご覧ください。

城崎温泉ロープウェイ 関西電力の遺伝子を持つ質実剛健なロープウェイ
城崎温泉駅から徒歩15分ぐらいのところからロープウェイが出ています。城崎温泉街の散歩のついでに乗車して山頂まで行ってきましたのでご紹介いたします。頂上駅にある見晴らしテラスカフェのわらび餅パフェがお勧めです♪

OFF KINOSAKI 隠家的イタリアンでランチ

OFF KINOSAKI

OFF KINOSAKI

  ロープウェイを降りてお洒落なお店をたまたま見つけてランチを頂きました。

  別の記事に詳細を書きましたので是非ご覧ください。

OFF KINOSAKI 歴史ある城崎温泉の隠家的イタリアンでランチ
城崎温泉街を訪れたら、OFFに立ち寄って純日本的温泉街で外湯を楽しんだ後に、隠れ家的イタリアンレストランで食事をするという贅沢を堪能しましょう♪

城崎温泉外湯めぐり

  さて、お宿にチェックインして少し休憩した後に浴衣を着て温泉街をぶらつきながら外湯の一つである一の湯に行ってきました。

  お宿にチェックインするとQRコードが印刷された紙が入ったカードケースを渡されます。外湯に入るときにそのQRコードをかざすと無料で入場できる仕組みでした。これは城崎温泉の共通の仕組みのようです。そのQRコードはスマホにダウンロードすることも出来てスマホだけを持って外湯めぐりをすることもできます。

  外湯は合計7つあって、個別にその場でお金を払って入ることも出来ます。その場合は、600~800円を支払って入りますが、まぁお金を払って入場する人は珍しいでしょうね。

  平日の雨の中でも、結構多くの人が訪れていて流石に有名温泉街だなと思いましたが、よく考えてみると「労働組合ご一行様」だったのかもしれません。そういえば湯舟の中でおじさま方が仕事の話で盛り上がっていましたっけ。

  一の湯には、1階に大浴場と半露天風呂がありました。二階が休憩所になっていてゆったりと椅子に座って相方を待つことができます。

  外湯にはタオルがありません。タオルは旅館のものを持っていきましょう。もし忘れた場合は400円で借りる必要があります。

  この日は雨が降っていたので他の外湯には行かず早々にお宿に引き上げてお宿の内湯を楽しみました。

  さて、7つの外湯があるとご紹介しましたが、今回は2つしか行けませんでしたが、それぞれ特徴だけでも書いておきたいと思います。 城崎温泉の旅館に置いてあったパンフレットから抜粋しました。しかし温泉にご利益ってなんでだろう? いろいろと考えますね~♪

 

さとの湯~ふれあいの湯

   
   営業時間 13:00-21:00
   定休日 月曜日  
ご利益 自然回帰

駅前にあり屋上の展望風呂や様座なタイプのお風呂が楽しめるスーパー銭湯のような外湯です。 

 

一の湯~開運の湯

   営業時間 7:00-23:00
   定休日 水曜日  
ご利益 合格祈願・交通安全

   江戸時代の医師 香川修徳が「天下一の湯」と推奨した温泉。 洞窟風呂が有名です。

 

柳湯~子授けの湯

   営業時間 15:00-23:00
   定休日 木曜日  
   ご利益 子授・安産

   中国から移植した柳の木の下から湧き出したというゆゑん。

 

地蔵湯~衆生救いの湯

   営業時間 7:00-23:00
   定休日 金曜日  
   ご利益 家内安全・水子供養

   湯泉から地蔵尊が出現したという伝説。 ジェット湯、貸し切り風呂もあり。

 

鴻の湯~しあわせを招く湯

   営業時間 7:00-23:00
   定休日 火曜日  
   ご利益 夫婦円満・不老長寿

   1400年前、コウノトリが足の傷を癒したらしい。。。

 

まんだら湯~一生一願の湯

   営業時間 15:00-23:00
   定休日 水曜日  
   ご利益 商売繁盛

   檜造りの露天桶風呂や気泡風呂があります。

 

御所の湯~美人の湯

   営業時間 7:00-23:00
   定休日 第一・第三木曜日  
   ご利益 防火・良縁

   大浴場のガラス張り天井、山や滝の風景が楽しめます。

宿泊 心の宿三國屋

  宿泊したのは街の中心部にある老舗旅館 心の宿三國屋 さんです。

別の記事に詳細を書いていますので是非ご覧ください。

城崎温泉の老舗旅館 心の宿三國屋<<クチコミ記事>>
2019年8月下旬の平日に城崎温泉の老舗旅館三國屋さんに一泊させて頂きましたのでご紹介したいと思います。 心の宿三國屋(みくにや)さんは兵庫県の有名な温泉地である城崎温泉にある老舗の日本旅館です。ゆっくりと温泉を楽しむことが出来る良い旅館でした。

城崎温泉二日目

  二日目は、城崎マリンワールドに行こう! ということで前日に決めていました。 60歳前後の老夫婦二人でイルカショーかよ!? とも思いましたが、色々なクチコミを読んで、今まで行ったことのある水族館とは何かが違うかも? と思い行ってみることにしたのです。

城崎マリンワールド

  別の記事に詳細を書いていますので是非ご覧ください。

城崎マリンワールド 一味違う参加型水族館
2019年8月末の平日に城崎マリンワールドに行って色々と楽しんで来ましたのでご紹介いたします。私たちは、還暦前後の老夫婦二人だけで行きましたが、十分に楽しむことが出来ました。まさかこの歳で水族館を楽しむことが出来るとは思いもしませんでしたね。もちろん本筋は子供連れの若いファミリーだと思います。きっとお子さんは大喜びすると思います。

駅前の外湯 さとの湯へ

城崎マリンワールドから戻ってきて少し時間があったので駅前のさとの湯に入ってきました。

  昨日旅館のチェックイン時に頂いたQRコードは午前10時がタイムリミットですが、只にはなりませんがそのQRコードで半額で入場することができます。 入口でそのQRコードをかざすと「ビービー」という警告音が鳴って「時間切れ」と表示されますが、半額を支払えば入場できるのです。 チェックアウト後もこういう使い方が出来るのでQRコードをスマホにダウンロードしておきましょう。

  ここ さとの湯は、入場料800円ですので400円を支払って入場しました。

  昨日入った一の湯に比べて2倍ぐらい良かったです。 城崎温泉を訪れた方はまずはこの外湯「さとの湯」から優先して入りましょう。

JR西日本特急「きのさき」で京都に戻る

城崎温泉駅で駅弁を買ってガラガラの「きのさき」に乗り込みました。豊岡でサラリーマンが大勢乗ってきましたが、乗車率は50%ぐらいでした。

  ということで意外と盛りだくさんな城崎温泉への一泊二日の小旅行が終わりました。 ここまで読んで頂いてありがとうございました、お疲れさまでした♪

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